Story

26歳でシードファンドを立ち上げ!「廣澤太紀」がスタートアップに勧める、STUDIOを使った高速Webサイト制作

Miho Inoue

STUDIOを実際に利用しているユーザーにインタビューをしていく企画「STUDIO Story」

今回のゲストは、シードVCファンド「THE SEED」を立ち上げた、廣澤太紀(ひろざわだいき)さんです。若干26歳の独立系ファンドの代表である廣澤さんにお話をお伺いしました。


若干26歳でファンドを立ち上げ

廣澤さんが代表を務めるTHE SEEDについて教えてください。

THE SEEDは、「起業家に伴走する」ことをテーマに、シードラウンドのスタートアップに対して出資、支援を行うファンドです。THE SEEDは2018年9月に立ち上がったばかりのベンチャーキャピタルなので、僕も投資家というよりも1人の起業家として、まずは有望な投資先を開拓することを目的に毎日忙しなく動いています。例えば、起業家との個別相談会の「THESEEDトーク」を通じて、毎週土曜日に、10名ほどの起業家の方々と面談しています。

廣澤さんのように20代で独立系シードファンドを立ち上げた事例は国内ではまだまだ少ないと思いますが、なぜ興味を持ったのでしょうか?

理由は2つあります。1つ目が、インターネット黎明期などに起業し、成功した人たちが起業や経営のノウハウや資金を若い世代の人に提供するエコシステムに興味を持ったこと、2つ目に10代や20代の若い世代のスタートアップから、世界中に使われるプロダクトが生まれていく過程に魅力を感じました。

THE SEEDを立ち上げる前はベンチャーキャピタルでアソシエイトをやられていたそうですね。

はい。大学3年生の時からTHE SEEDを立ち上げるまでの約3年間は、East VenturesとSkyland Venturesでアソシエイトとして、投資先支援のために、シリーズAでの資金調達のサポートや、マーケティング、採用など事業の成長に関わることをお手伝いしていました。他にも、渋谷のコワーキングスペースのHiveShibuyaでコミュニティマネージャーとしてスタートアップ向けのイベントの企画や運営も務めていました。

この時から自分自身も現場に立ってスタートアップに貢献したいという強い思いがありました。THE SEEDのコンセプトである「伴走」はまさにこの時の経験がそのまま引き継がれている形ですね。

ベンチャーキャピタルの世界に飛び込んだきっかけは大学の親友

なるほど。ちなみにスタートアップやベンチャーキャピタルの世界に飛び込むきっかけは何でしたか?

もともと自分で事業を立ち上げることに興味があったのですが、一番のきっかけは大学のときに仲の良かった友人の影響ですね。

実は、彼とは同じ大学で学部も一緒なんですけど、大学に入学して初めて受けた授業も一緒だったんですよ。

彼は18歳の時から会社を立ち上げたり、個人事業主として仕事を自ら開拓していました。現在は、前職の投資先企業でCOOを経て、自分で創業した会社にて代表を務めています。そんな友人の成長ぶりに常に刺激を受けていました。関西から上京したタイミングも2015年で一緒でした。

ご自身でファンドを設立するにあたって、ご友人の影響はありましたか?

はい。友人は上京してから、スタートアップで活躍して、起業して、信頼出来る株主の方々に支えられながら仲間を集め、事業を伸ばしていました。

凄い勢いで成長していく姿を見て、これから10年後、彼のその時々の新しい挑戦に、自分も一緒になって取り組む事ができるのかな?彼の、彼らの抱える課題、悩みに対して共感し続けることができるのかな?と思い始めたんです。それで、考え抜いた結果、自分も一人のVCとして独立し、責任を抱えることが必要だと決断して、THE SEEDを立ち上げたんです。

2人は切磋琢磨し合う関係だったんですね。ちなみにSTUDIOを最初に知ったきっかけも友人経由だったと、風の噂で聞きました。

そうなんです。STUDIOを知ったのも友人がきっかけでした。彼がウェブサイトをSTUDIOで作っていて、完成したウェブサイトを見たらすごく良い感じに作られているなぁと思って。ちょうど僕も自分のウェブサイトを作ろうと思っていたので、試しに使ってみようと思ったのが最初のきっかけでした。

なるほど。ちなみにSTUDIOではどのようなウェブサイトを作られているんですか?

実は、STUDIOはベータ版の時から使っていて、THE SEEDの前にスタートアップ関西のイベントサイトを作りました。それ以外だと、THE SEEDのコーポレートサイトですね。

THE SEEDのコーポレートサイトはSTUDIOで制作されている https://theseed.vc/

#スタートアップ関西 のイベントページはSTUDIOで制作されている スタートアップ関西 https://startupkansai.com/

廣澤さんは普段からコーディングをしますか?

HTMLやCSSは過去に触ったことがありますが、日常的には使いません。なので、Webサイトのデザインなどにこだわりたくても、マージンやパディングの取り方やボックスの最適な配置といった、デザインの知識がある程度無いとわからないようなアウトプットを出すのが苦手なんです。

THE SEEDのコーポレートサイトの場合も、トップページのデザインは細かいところまでこだわりたかったので、まずはパワーポイントでワイヤーを作って、STUDIOに問い合わせをしてハンズオンで教えてもらいました。

海外製Webサイトビルダーでは体験できなかったSTUDIOの手厚くて素早いサポート

STUDIOを使う前はどんな方法でWebサイトを作っていましたか?

アソシエイト時代に支援先のWebサイトを制作するために「海外製のWebサイトビルダー」「WordPress」の2つのやり方でWebサイトを作っていました。

海外製のWebサイトビルダーの使用感はいかがでしたか?

海外製のWebサイトビルダーは、テンプレートベースでWebサイトが作れる気軽さはありましたが、日本語サポートをしていないので、操作でわからないことや問題が起きた時に英語でどう説明するのか悩んでしまうことが多かったです。

また、チャットサポートもないので、わからないことを気軽にすぐに聞けない点で使いづらさを感じていました。その点、STUDIOは日本語にも対応していますし、フランクで素早いサポート対応がとても助かっています。

WordPressなどはいかがですか?

WordPressは、ドメインポータルサイトで取得したドメインをWordPressに接続するときや、サーバーの準備が大変でした。その点でも、STUDIOはサーバーを自分で準備しなくて良いですし、ドメインの接続もヘルプ記事を参考にして簡単にできるので使いやすいと感じます。小さなところですが、Webサイトをシェアした時のOGP設定も楽だと感じます。

実はTHE SEEDのコーポレートサイトを制作する時にデザイン会社にお願いする案も考えたのですが、Webサイト内のコンテンツを頻繁に更新したかったので辞めたんです。

STUDIOは、一度ページレイアウトが決まればそれを複製して使いまわせるので便利ですし、外部にエンジニアを雇ったり、サーバーを借りたりするコストが一切かからない点が強みだと感じます。

STUDIOの魅力はテンプレートを使いながらデザインの微修正ができる「柔軟性」

なるほど。コスト以外のデザイン性や操作性という観点ではSTUDIOの使い勝手はいかがでしょうか?

満足しています。STUDIOは簡単にWebサイトを作れるだけでなく、デザインも柔軟に変えられますね。例えば、海外製Webサイトビルダーは基本的にテンプレートをベースにして、ページのレイアウトやデザインを決めますが、STUDIOはセクション単位でページをデザインできるので便利だと感じます。

セクション単位というのはどういう意味でしょうか?

Webサイトビルダーは、ページ全体がテンプレート化されているので、一部のレイアウトデザインを変更することはできません。一方でSTUDIOは、ページ全体が複数のセクションで構成されているので、細かい部分にこだわることができるんです。実際、THE SEEDのサイト構成も、トップの「THE SEED」のロゴ部分は特にこだわっていて、他のページはテンプレートを活用しています。

他にも、起業家との個別相談会のTHESEEDトークの申し込みはGoogleフォームで受け付けているのですが、iframeを使うことで、10分足らずでWebサイトに埋め込めました。最悪、他のフォームを使う事も検討しましたが、以前からあったGoogleフォームの運用を極力変えたくなかったので、柔軟にコンテンツを作れる点も助かりました。

THESEEDトークのGoogleフォーム

セクション単位でテンプレートを使う場所とデザインする場所を使い分けているのですね。

はい。こだわりたい部分はデザインを作り込んで、こだわりたくない部分はテンプレートで時間をかけずに作っています。テンプレートを使いつつ、オリジナリティ溢れるWebサイトを作れるのはSTUDIOならではの強みでもあると思います。

ありがとうございます!最後に廣澤さんにとってSTUDIOはどのような存在ですか?

僕のような、創業初期ラウンドで出資や支援を行うシードファンドの投資家が、真っ先にやるべきことは、支援先のスタートアップが事業に集中できる環境を作ることだと考えています。

正直なところ、事業を紹介するコーポレートサイトは必要かもしれませんが、事業の本質ではありません。ただ、初めて起業する人であればあるほど、こだわりたい気持ちがある事もわかるので、STUDIOのようなデザインにこだりつつ、スピーディにWebサイトを制作できるWebデザインツールを投資先に積極的に勧めていきたいです。

(取材、執筆:井上みほ 写真撮影:Yutaka Ishi)