STUDIOを実際に利用しているユーザーにインタビューをしていく企画「STUDIOStory」今回のゲストは、高校生デザイナーのKUDOさんにお話をお伺いしました。デザインを初めたきっかけQ.KUDOさんは現在高校生なんですよね。昔からデザインに興味あったんですか?デザインを初めたきっかけがありましたら教えてください。デザインというより、子供の頃からレゴやゴム鉄砲とか「モノづくり」が大好きだったんです。 父の仕事の関係でシンガポールに4年間行っていた時、学校でのパソコンの授業がきっかけでデザインをするのが好きになりました。今思えば幼い頃から凄く恵まれた環境にいたと思いますね。 そして毎日パソコンで色々デザインしたり、作ってみたりしているうちに、「自分ができる、人を楽しませることとは何か?」って思い始めたんです。 中学2年生の頃にそう強く思い初め、さらにデザインに興味持ち、様々なロゴのパロディや人の名前をいじってロゴを作りはじめました。Q.中学生の頃からは凄いですね!作品をみるとタイポグラフィを使ったデザインが多いですが、なにか理由はあるんですか?またデザインと勉強の両立は大変ですか?中学3年生の時に代官山にある「BOOKS & SONS」という古本屋で、max bill展示会のポスターを見て、タイポグラフィーのこと知り、ビビビっ!ときたんです。 「自分がやりたいことはこれだ!」って確信しましたね! そこから、タイポグラフィにハマってしまって作品に取り入れることが多くなりました。max bill展示会のポスターでも正直、デザインと勉強の両立のバランス取るのは難しいです。 やはり勉強が第一優先なので、学校行事とかぶったりするとデザインの依頼を断っています。 ただ、デザインが大好きなので、たまにテストとデザインの締め切りが被ったりすると睡眠を削ってでも何とか頑張っています。笑今後チャレンジしたことQ.KUDOさんの今後の目標、またはチャレンジしたいことはありますか?デッサンを習得することにチャレンジしたいです。 実は、絵を書くのがあまり好きではなくて、今まで出来るだけ避けてきたんです。笑 でも将来美術系の大学に入るとなったら、デッサンの試験があると思いますし、今だと手書きのラフをクライアント見せられないレベルなので、人に自分のビジョンを分かりやすく見せられるようになりたいですね。あとは他にチャレンジしたいのは、コマ撮り部での反響もあり、動画の案件を色々やっていたいです。特に一つのことに絞らず、インスタの運営のディレクションとか、モノづくりに関わる裏方の役割もやっていきたいなと思っています。今までは、スマホか実家にある古くて遅いWindowsでしかデザインをしていなかったのですが、 やっと今年の1月にMacを親に購入してもらったので、今では制作のスピードと技術の幅も広がりました。これから挑戦するものが増えて楽しいです!ポートフォリオをSTUDIOで作成Q.STUDIOで作成されたポートフォリオやサイトを見るたび、完成度にビックリしています。STUDIOはどこで知ったんですが?実際使ってみてどうでした?記憶は曖昧なんですが、Twitterで知ったと思います。 『コーティングてなしでWebサイトが作れる』っていう日本のそういうサービスがあるのを知らなかったので使ってみようと思いました。丁度ポートフォリオを作りたいっと思っていた時期で、でも他社のツールだとカスタマイズ性に欠けて自分がやりたいことを表現出来なかったです。 さらに一番ネックだったのが、他社だと無料のサブドメインがダサかったんですよ・・笑その点、STUDIOの場合は違和感なく、むしろデザイナーとしてカッコいいなと思いました。正直最初は興味本位でいじってみたんですが、まったく使い方が分からなかったんです。 でも一回ラフを描いて、もう一度触った時に自分のビジョンをそのまま反映出来て感動しました。Web特有のパディング&マージンの概念は便利だなと思いましたし、あとの使い方はひたすらいじながら学びました。ヘルプの解説が動画付き説明されていて、それも凄く助かりましたね。 そしてTwitterで分からない事を呟いたら、公式からすぐレスポンスがきてその早さにビックリしました!笑 そういったユーザーに対してのカスタマサポートが、すごく良いなと思いました。学校ではhtmlの授業があるんですけど、コーディングもデザインも出来たとしても、サーバーの立ち上げやドメイン接続などが非常に面倒で、実際の公開までのハードルが高いなと感じていました。その点、STUDIOではデザインから公開まで本当に簡単に出来たので、公開までの楽しさを教えてもらいました!KUDOさんのポートフォリオサイトQ.KUDOさんがポートフォリオを公開してからの反響はどうでしたか?またサイト作成の際、インスピレーションはどこから得ているんですか?第一印象は凄くいい反応されますね。 今では周りに『WASAB』サイトって言われています。笑ポートフォリオサイトは完成するまで、構成期間も含めて1~2週間かかりましたけど、もうひとつの『コマ撮り部』のサイトは半日で公開まで出来ました。 『コマ撮り部』サイトでは、なにか面白い仕掛けをしたいなぁと思い、ホバーを上手く使って画像を重ねて、メインビジュアルのザラザラ感を実現したりしました。フザけ要素が好きなので、自分で楽しんで、周りも楽しませるようなサイトを意識しています。公開した数日後にポートフォリオサイトのフォームから、デザインの依頼と取材依頼がきた時は嬉しかったです!インスピレーションは、ネットだとPinterestやDribbleなどから受けています。 あとは、古本屋に行くのが好きなので、お店で色んな本を見ながら5時間くらい居座ります。笑 デザインに関する本を見ながら、いつも持ち歩いているスケッチブックに参考になりそうな事をメモを取っています。メモ帳は常に持ち歩いているQ.現在STUDIO2.0にアップグレードしました。今後STUDIOに期待すること、また改善して欲しいことなどはありますか?正直、割と現状ので満足していますね。 STUDIO2.0で追加されたダークモードは、僕的に凄くテンションが上がりました。笑 そしてヘルプ関連も以前より整備されていて助かっています。今後欲しい機能としては、アニメーションがあればもっと表現の幅が広がっていいなぁと思っています。ただ機能を増やすのもいいですが、STUDIOにはこれからもなるべくシンプルで直感的に使える操作感を維持して欲しいです。 なので、今後機能を増やしていった際に、STUDIOのUIがどう変化していくかが密かに楽しみです。笑あと、STUDIOのShowcaseに自分が作ったサイトが全部載るが将来の夢の一つです! 今年のSTUDIO新年のロゴに自分のアイデアが使われた時も凄く嬉しかったですね。学生にオススメしたい理由とはQ.KUDOさんが学生にSTUDIOをオススメする理由はありますか?僕みたいなデザイナーなど、モノづくりをしている学生にはポートフォリオサイト作成に非常にオススメです! あとは、学校の文化祭やイベントのサイト作成の時などにも凄く役立つと思います。Webサイト作成ってコードを書ける人がいないと成立しないですし、SNSだけでも集客できるんですけど、最終的な着地点はやはりオリジナルのWebサイトのほうが良いと思うんですよ。 そのゴール地点をSTUDIOを使うと簡単に作れて、自分の学校をアピールすることができるのでオススメします。むしろ、学校の授業でSTUDIOの使い方を教えたほうがいいんじゃないかなと思います。 いきなりhtmlとか難しいところを教えるより、デザインの楽しいところをSTUDIOで学べるので、学生の興味・好奇心から入る良い架け橋になると思います。