Webデザイン

ポイントは7つ。魅力的なポートフォリオサイトの作り方

印象的で魅力あるポートフォリオサイトを制作するための7つのポイントを紹介します。

Yutaka Ishii

クリエイティブ業界で働く人にとって、時間をかけてポートフォリオサイトを制作することは非常に重要です。実際、履歴書を読んだだけでは、あなたの本来の仕事を見てもらうことには繋がらないでしょう。

最も大切で意識すべきことは、ポートフォリオは仕事のチャンスや依頼を生むためのセルフブランディングを構築し、維持することができることです。

今回、印象的で魅力あるポートフォリオサイトを制作するための7つのポイントを紹介します。

1. より良い自分の作品を厳選する

まずはポートフォリオサイトを制作する際、いきなり着手するのではなく、自分の過去の実績を熟考しサイトで紹介したい作品を厳選することから始めましょう。

ポートフォリオサイトで自分の何を伝えたいのか:

自分が今後どんな仕事に携わりたいのかを明確にする。紹介したい作品を選ぶ際に、自分の目的にあってるのか考え絞り込みます。

量より質を重視する:

例え制作全体の一部だけを見せるとしても、自信を持って紹介できる、自分のスキルを最大限に見せることができる作品かどうか考えます。

2. 選んだ作品を掘り下げる

作品を並べるだけでは伝わらない: その制作背景やコンセプト、目的などの説明を加えます。また、その制作では自分がどう考えて提案したのか、それによってクライアントにどう貢献したのかを伝えることに意味があります。

クライアント先となる相手は、ただ綺麗に並べられた作品の画像をスクロールするよりも、あなたがどうやって問題解決に取り組むかに興味があるはずです。 プロダクトデザイナーのMaya Pattersonさんのポートフォリオサイトは、とても参考になります。制作事例を見ると、制作プロセスや問題定義など詳しく読むことができ、どうやって制作に携わっていたのかを知ることができます。

3. 短めの自己紹介を書く

百聞は一見にしかずとはいえど、写真だけではあなたがどんな人で、どんな経験をしてきたのか伝えることはできません。

Taiki Kato

taiki-kato-portfolio TAIKI KATO

画面の中心に作品を見せる一方で、自分の肩書きを一行で表し、更に詳しいあなたの経歴を加えると良いでしょう。

  • 得意スキル
  • 自分の写真
  • 活動拠点
  • 今までの手がけた制作
  • 実力の証明となるもの:クライアントの名前、資格証明、受賞歴など可能な限り公開する
  • コンタクトフォーム、SNSアカウント

Masayuki Daijima

masayuki-dakima-portfolio MASAYUKI DAIJIMA

ABOUTページを見ると、彼の今までの経歴・受賞歴・スキルセットなど詳しく見ることができます。

4. 自己を表現する

センスのいい作品集と作品概要だけでは、何百人のポートフォリオから突出することはないでしょう。

最終決定をする際に、クライアント側はあなたの個性的な一面を見てあなたを選ぶかもしれない。だから遊び心を加えた文章を付け加えることは、あなた自身を表現する1つの方法でしょう。

Makoto Hirano

makoto-hirano-portfolio MAKOTO HIRANO

Masayuki Sesoko

masayuki-sesoko-portfolio Masayuki Sesoko

5. ポートフォリオサイトを作成するには

ポートフォリオサイトに使用するコンテンツを準備したら、次はどうやってサイトを制作するかを考えます。

もしシンプルなデザインが好きなら、Adobe Portfolioはテンプレートベースのポートフォリオ作成サービスです。Creative Cloud会員は無料で利用することができます。

テンプレートを使用したくなければ、STUDIOがオススメです。自分の好きなデザインを一から素早く作成でき、コードを書かなくても簡単にサイトを公開することができます。

デザイン、コーディング両方に特に問題がないのであれば、サービス等を使用しないで自分自身で制作するのも1つの案です。

6. デザインする

他のサイト制作と同様、タイポグラフィや色のアイディアを探し、イメージを膨らませ、デザインを考えることは大切です。Webサイトデザイン制作のコツやフリー素材の情報が全て揃ったこちらのサイトを参考にしてみてください。

ポートフォリオの完成が見えてきたら、余分なものがないか今一度確認をします。やはり良い見せ方としてはシンプルなレイアウトで、画面の中心に作品を見せるデザインが魅力的でしょう。

Yuuri Design

yuuri-design yuuri DESIGN

しかし、自身の作品紹介のためだけでなくポートフォリオを成り立たせるためにも、画面中心に配置するレイアウトではなく、個性的なデザインにすることに躊躇する必要はありません。特にあなたがWebデザイナーであればなおさらです。 ここで、洗練された7つのポートフォリオサイトを紹介します。その中のいくつかはAwwwardsで紹介されています。

Takumi Hasegawa

takumi-hasegawa-portfolio TAKUMI HASEGAWA

Tao Tajima

tao-tajima-portfolio TAO TAJIMA

Hanare no heya

hanarenoheya-portfolio hanarenoheya

Eien Tokyo

eien-tokyo-portfolio Eien.tokyo

eien-tokyo-portfolio kie nakazawa

Kie Nakazawa

kie-nakazawa-portfolio KAZ ARAHAMA

kaz-arahama-portfolio Yuto Takahashi

7. 自身の価値を世の中に広める

決して終わることのない負のスパイラルのように聞こえるかもしれませんが、自分の作品を広めるためのポートフォリオサイトを公開しても、サイトに訪れる人がいなければ、何の役に立たない無駄なものになります。だからこそサイトを公開した後は、他のサービスを利用して自分自身を広めることが重要でしょう。

とはいえ、SNSを駆使してアクセス数を伸ばすような専門家になる必要はありません。けれど、Twitterで同じ業界の方と繋がりを持つ努力をしたり、長い目で見ても継続的にSNSを活用することは効果をもたらすに違いありません。

完成したポートフォリオサイトをSNSを通じて友人や知人に発信するだけでなく、LinkedInやBehanceDribbbleのプロフィールに追加することも効果的です。

最後に、ポートフォリオの作品は常に更新をして最新を保ちましょう。 きっとクライアント側も20年以上前に手がけた作品を見たいわけではないでしょうから。

そして何よりも大切なことは、楽しんで取り組むことです!