STUDIOは、2021年5月6日以降、全STUDIOサイトのInternet Explorerへの表示を、一律の「非対応ブラウザ表示」に切り替えることを決定しました。本件の経緯と、詳細な変更点についてお知らせします。IEとSTUDIOの現状Internet Explorer(以下IE)は、サポート終了時期が明言された現在でも世界のデスクトップブラウザ中2.5%のシェアを持つものの、運営元であるMicrosoftもモダンブラウザへの早期切り替えを推奨している、旧世代のブラウザです。STUDIOで作られたサイトも、IEから閲覧すると大小様々な表示崩れが起きることが確認されており、2021年3月現在、IEの全てのバージョンを閲覧非推奨環境とし、開発チームでもある程度の崩れを容認しています。Google Tag Managerを使えばIEユーザー向けの非推奨表示をおこなうことが可能ですが、各ユーザー様の個別対応に頼っている状況です。(参考:https://studio-gaz.design/blog/IE)STUDIOサイトがIEから閲覧できなくなりますSTUDIOでは、現在の半端な状態でIE表示を提供し続けることが最善ではないと判断し、2021年5月6日以降、STUDIOで作成された全サイトのInternet Explorerで訪問した際の表示を、一律の「このサイトはInternet Explorerでの表示に対応していません」という旨のメッセージに変更することを決定しました。5/6以降予定している表示(変更の可能性があります)本対応の理由は以下です。新しいWebのスタンダードを作りだす立場のSTUDIOにとって、エンドユーザーに時代の潮流に合ったより安全・快適なWeb体験を促すことは社会的責務であると考えるためIEの仕様がSTUDIOユーザーに課す表現の制約が、STUDIOの本懐である「クリエイティビティの開放」の妨げとなるものであるためIEにまつわる対応に割く開発リソースを機能改善やツールの研鑽にあてることで、これからのSTUDIOサービス全体をみたときにはるかに大きな価値を提供できることIEは現在、Microsoft公式のドキュメント内でも「下位互換性のため」≒レガシーサイトを閲覧する必要がある場合のためのブラウザと位置付けられており、STUDIOサイトのような新しいサイトの表示は想定されていないこと(参考:https://docs.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/faq/internet-explorer-microsoft-edge)ユーザーの皆様におかれましては、以降IEへの表示についてご理解いただいた上でSTUDIOをご利用いただくようお願い致します。(4/30追記)IEでサイトを訪問したユーザーを強制的にMicrosoft Edgeに転送する設定が可能です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。本件に関してのご意見・ご質問は、ツール内サポートチャットや、STUDIO Slack Communityにて常時受け付けております。